たまゆら感謝祭お茶会実施
アンケート結果発表!
2018年5月5,6日に竹原駅前商店街で開催されました、たまゆら感謝祭で実施したアンケートの結果がまとまりましたので発表いたします。
5月6日実施:アニメ全40話で好きな話は?
全40話とは
・OVAひとつめ〜よっつめ(全4話)
・hitotose(6話、9話はA,Bそれぞれ単話扱い+5.5話:計全15話)
・もあぐれっしぶ(8.5話含んで全13話)
・卒業写真(各部前後の話で単話扱い:計全8話)
として、今回は、一番好きな話に◎を、その次に好きな話4つまでに○をしていただく形式でした。
しかし、回答者の複数の方がおっしゃっておられましたが、好きな話を5つ選ぶのは難しいですね。
なぜなら、「たまゆら」という作品は『全話が見どころで、全話が素晴らしい』ですから。実はそれこそが
今回の狙いで、この会に参加される強者たまゆら〜さんたちは、果たしてこの状況でどの話を選ぶのか、
とても興味のあるところです。
僕自身も結構悩みました。アンケートに回答されている方の様子も少し拝見していたのですが、
皆さんやはり悩まれているようでした。
まずは、僕が選んだ話を紹介します。すぐに、アンケート結果を知りたい方はこちらへ。
◎卒業写真第3部憧・後半「ぽって〜わたしの本当の気持ち、なので」
(註:卒業写真にはサブタイトルがありませんので、僕が勝手につけたものです。センスがないかもですがご了承ください)
この話が事実上の最終回ですよね。「たまゆら」を飛行機の運航で例えるなら着陸がこの話、
「朝」は誘導路を通ってターミナルへ移動する、という感じだと思うので。この話の、始まってからの
展開の一つ一つにしみじみの見入ってしまいます。「憧」は劇場特典にものすごく偏りがあったようで、
のりえの特典がもらえるまで計12回劇場で見たのですが、毎回毎回食い入るように見ていました。
夏目さんから諭され、そして、かおちゃんの言葉。やっぱりかおちゃんはすごいですね。ぽってのことを
何より大切に思っている。だからこそ、ちょっとしたぽっての様子に気づいてくれた。「たまゆら」は
こういうところが素晴らしいですね。言葉はなくても通じあっている、というような。かおちゃんがこの前に
ちひろちゃんに電話しているのも、うれしく思いました。みんな本当の意味で友達(親友、と言った方が
いいかもしれません)になったんだな、と思いながら見ていました。
○hitotose第7話「竹灯りの約束、なので」
「悔しい」という かおちゃんが大好き。この話はロケハンに来た監督が実際に経験したことが基になっている
ようですが、僕自身も放送翌年の憧憬の路で同様の経験をしました。アニメでもすごく幻想的に描写されて
いましたが、雨上がりで濡れている道に竹灯りが反射して、それはそれは筆舌に尽くしがたい光景が広がって
いたのです。「雨、上がったよ」という優しい、その中にうれしさも感じさせるかおちゃんの言葉が、最高に良かった回でした。
2112/10/27憧憬の路。写真だと分かりにくいですね。実際は竹から出ている灯りが揺らめいてさらに幻想的です。
○hitotose第1話「わたしのはじまりの町、なので」
OVAから6か月前の出来事にさかのぼって、ふうにょんが竹原にくるまでの話を描いたこの回は、
とにかく二人がかわいい。ツインテ最強!それはおいておくとして、ふうにょんをいつも気にかけてくれる
ちひろちゃんがいいですね。「よかった」と泣いてくれる友達はそんなにいないのではないでしょうか。
ちひろちゃんに関してはCDドラマで性格などへの言及があったのですが、実際にアニメに出てきたのは
この回が初めてということで、当時はやっと出てきてくれたな、という感じでした。
ふうにょんがちひろちゃんから切符入れつきカメラケース、アルバムをもらった場所
横須賀・緒明山公園(2011/12/29撮影。当時、観音崎ホテルでたまゆらプランの
宿泊企画をしていたのでそれで聖地巡礼に行ってきました)
○もあぐれっしぶ第12話「そして・・・旅立ちの季節、なので」
おそらく1話だけに限ればこれだけ「ありがとう」というお話は他にないのでは?複数人が揃って
言っているのを1回に数えても「28回」もの「ありがとう」がある回。この回こそ違う曲でしたが、
ED曲のタイトルが「ありがとう」という作品にふさわしいシリーズ最終回と言えますね。大久野島での
お母さんとのやり取りや、かなえ先輩とのやり取りはただただ見入るだけですね。ぽってを心配して
きてくれる3人、あの場面は心が温まりますね。しかし、そこにきて「ござるでござる」とは。
○もあぐれっしぶ第4話「特別な場所、特別な想い、なので」
桜祭りでの発表について、ぽっての「やります」が成長のあかしが見えて良かった。ということで
選んだはずでしたが、後で確認したらそれは第3話だったようで・・・・・・。ただ、この第4話もぽっての
成長が窺える回になっていますね。堂郷がああいうことになって「やめるのいやかも」。カチコチに
なりながらもステージをやり通したぼっては頼もしく見えました。バンブーハイランドで実際にされていた
企画を利用している設定も、ももねこ様がそれを見つけるストーリーもいいですね。プレートのお父さんの
コメントもすごくいい。ただ、こまちちゃん、のりえの鼻の穴に指、入れてますよね(笑)
手前が香ちゃん桜、奥側が楓ちゃん桜。左に見える赤い花(葉?)の木がなかなか邪魔で正面から撮ると
香ちゃん桜が隠れてしまうのでこのアングル。僕は実際に咲いているのを見たのはこの時が初めだったので感無量。
壮観でした。(2018/04/02撮影)
では本題に入りましょう。全40話のうち、票が入ったのは19のお話ですが、たまゆら〜なら
お分かりでしょうが、票が0であろうが「たまゆら」を構成する素晴らしいストーリーであることには
変わりありません。◎も○も同じ1票としてカウントしますが、同票の場合は◎が多い方が
より上位としています。また、1票のもので、僕だけしか選んでいないものを下位扱いとしています。
<19>hitotose第4話「特別な場所、特別な想い、なので」(1票)
コメントは上でしていますのでここでは割愛
<17>OVAひとつめ(1票)
すべての始まりのお話ですね。のりえ、まおんと仲良くなるきっかけが例のぽってが撮ったお父さんの
写真というのも、今から考えてみればお父さんがぼってにカメラを教えてくれていたおかげですから、
お父さんが亡くなってもぽってを守ってくれているようでしたね。
<17>hitotose第5.5話「あったかい風の想い出、なので」(1票)
おばあちゃんの思いが明かされるお話。楓、という名前の由来も明かされますね。最後、
風(でしたかね?)になびく浴衣がきれいでした。とはいえ、いくら大き目に作っていたからと言って、
着れるものなのでしょうか?ぽって、成長が止まってる?
<16>hitotose第9話B「失恋カメラ、なので」(◎1票)
志麻子さんの失恋のお話でした。恋愛がうまくいくお話は多いですが、失敗する話は珍しい
ですね(そうでもない?)。失恋してわんわん泣く姿、ぽってにはどう映っていたのでしょうか。
志麻子さん役斉藤千和さんの好演が光る回ですね。
<13>hitotose第1話「わたしのはじまりの町、なので」(2票)
ぼってが竹原にくるまでの出来事を、OVAから約半年さかのぼって描いていくれているのが
うれしいですね。最初のきっかけは香ちゃんがアルバムを見ていたことですが、ちひろちゃんが
ことあるごとに「よかったね」と言ってくれていたのが大きかったでしょうね。
汐入公園。「ちひろちゃんは私の元気の素なので」(2011/12/30撮影
このあと、サンシャインシティの「まどマギ展」、翌日コミケに行って帰りました)
<13>もあぐれっしぶ第6話「もう届かない笑顔を訪ねて、なので」(2票)
この第2期では、お父さんのことを知るお話が多いですが、このお話はその最たるものですね。
はるみさんとの旅を通して、お父さんの性格や人となりを知ることができるぽってのお話でした。
そして口癖も。何より、この旅が、ぼっての将来の選択に大きなものになっていますね。
B&Bの部屋でのはるみと楓ちゃんとの会話、ここが最大の見どころですね。
<13>もあぐれっしぶ第8話「あの日の遠い約束、なので」(2票)
ちひろちゃんが竹原にやってきて、一緒に花火を見るお話ですね。横須賀で約束したことが
ようやく叶うお話ですが、かおちゃんたちが気を利かせて二人だけにしてあげるというのも素敵でした。
<12>hitotose第8話「かわらない人かわりゆく時、なので」(2票、うち◎1票)
志保美さんが竹原に住み着くようになって最初のお話。ほぼろさんのお友達のところに、
みんなで行くお話ですね。ちなみに当時タイアップしていた広島のコンビニ・ポプラが出てきますが、
当時(現在も)呉駅近くにポプラはありません(隣駅まで行かないとない)。みそのさんと常連客白井さんの
声優が広島出身(もちろん、ちもさん役も)というのは監督の計らいでしょうかね。みそのさんとちもさんの
関係が素敵な回ですね。試作品を試食する場面も面白いですね。まだ高1の秋ではありますが、
このあたりから将来について考えることも増えてきます(第10話でかおちゃんが「私たち展」を提案するのも
その一環でしょう)し、ストーリーの大きな分岐点の話かな、と、ちょっと堅苦しく考えてみたり・・・・・・。
この回に出てくる白井さんが撮り続けている写真の場所(呉市中央公園内・2011/11/22撮影)
<11>hitotose第10話「明日のわたしはどんなわたし、なので」(3票)
かおちゃんのお話ですよね完全に、この回は。でもそれだけではなく、みんなの優しさがあふれている回
でもありますね。特にのりえはさすが幼馴染!最初に異変に気付くあたり、かおたんのことをよく分かって
いますね。幼稚園の時のエピソードも素敵でした。その後が「魔法美少女」と、押したり引いたりが面白いですね。
ここからベスト10です
<8>もあぐれっしぶ第8.5話「一日だけの修学旅行、なので」(3票、うち◎1票)
のりえが自分のことのようになく場面が特に好きですね。他人のために泣ける人って素敵ですし、
自分のために泣いてくれる友達がいるというのもうれしいですね。ぽってにとってのちひろちゃんも
そうですね。病気で修学旅行に行けなかった麻音のために、みんなで修学旅行に行こうという提案も
素敵ですね。第6話で尾道の、そして、あのB&Bの良さを知ったぽってチョイスの行先ですね。
この回に修学旅行に行った尾道(尾道駅前・2012/08/06撮影)
<8>もあぐれっしぶ第11話「今年もありがとう、なので」(3票、うち◎1票)
2回目の「私たち展」も盛況のうちに終わって、写真を封印するかなえ先輩。
笠井邸に戻って、ぽってと話しているのを他のメンバーが寝たふりで涙しながら
聞いているシチュエーションがすごくいいですね。しんみりと・・・している暇を
与えないなく、さよみからの呼び出しはお約束ですね。着信音、誰がどの音か、
考えてみるのも面白いですね。麻音はすぐにわかりますが(笑)
作中、私たち展が開催されている「旧笠井邸」
扉が閉まっている状態はなかなか珍しい?(2013/11/02AM09:25撮影)
<8>もあぐれっしぶ第12話「そして・・・旅立ちの季節、なので」(3票、うち◎1票)
「ありがとう」という言葉、そして、かなえ先輩の“宣誓”が見どころの回ですね。
かなえ先輩との別れが涙にならないのは、先輩がさよみさんと同じ大学に進学することを
知っているからでしょうね。知らないのは我々だけということでしょうか。
<7>卒業写真第3部憧・後半「ぽって〜わたしの本当の気持ち、なので」(3票、うち◎2票)
このお話は本当に全編が見どころではありますが、先ほども述べたように
やはりかおちゃんに本当の気持ちに気付かせてもらえるあの場面が最高の見どころ
ですね。かおちゃんが「ぽってさ、」と話し始めるあたりから、何度見ても目頭が熱く
なってくると同時にゾクゾクっとする(何とも形容しがたいですが)感じがしますね。
こんな竹灯りもありました(2015/11/01撮影)
<5>hitotose第2話「やさしい香りに包まれた日、なので」(4票)
お泊り会開催。例によって、さよみさんの素敵な言葉がとっても良い回ですね。
さよみさんの話の中のかおちゃんもぽってのことをすごく大切に考えていて、
こちらまでうれしくなりますね。堂郷も生徒思いの優しい先生であることが分かりました。
地元ダジャレはうっとうしいですが。麻音のダジャレのセンスについても判明しますね。
このセンスがのちのち足を引っ張る(?)ことに。
2012年の竹祭りの様子。竹夢楽団による演奏会(写真)では、
たまゆらのテーマ曲も演奏されました(本編中でも、hitotose第7話と
卒業写真第3部後半に竹夢楽団の演奏が流れています)
(竹原市町並み保存地区、竹楽裏・2012/05/03撮影
団員の皆さんが写っているのでわざと画質を粗くしています
演奏している楽器は“クロンプット”と呼ばれる竹製の楽器です)
<5>卒業写真第2部響・後半「かおる〜かおちゃんの決意、なので」(4票)
かおちゃんの将来の方向性が決するお話ですね。かおちゃん推しの人(僕も、ですが)なら
とっても好きなお話でしょうね。一生懸命奮闘するウェディングプランナーさんを見て
「はぁ〜」と放心状態のかおちゃん、わたしのやりたいことはこれだ、と思ったのでしょうね。
かおちゃんの将来を決定づける出来事があった場所(竹原市・杏竹館・2015/10/23撮影)
<4>OVAよっつめ(4票、うち◎1票)
ぽってがお父さんに出会う回、ですね。その前に志保美さんが初来竹。ぽってと散歩して
お抱え地蔵のところへ。ここで写真を撮ってと頼む高校生の声、後のたくみん役、内田さんですね。
そして日曜日、さよみさんの運転はどう見ても怪しすぎるのが一目が分かるところが面白い。
最後のシーン、もらい泣きしているのりえにそっとてをやるかおちゃんがまたいいですね。
朝日山山頂からの風景。山登りをした後でこれを見るとまた違った感じ方になります
(2010/12/19撮影。竹原中学校付近からのガチ登山にて登頂)
いよいよベスト3の発表
第3位もあぐれっしぶ第9話「心に灯す竹あかり、なので」(5票)
2年目の憧憬の路のエピソードですね。この回の一番の見どころは何と言っても
初登場する夏目さんの思い出話からのメッセージですね。それだけではなく、
怒り心頭のかなえ先輩、ほぼろさんとの対決など、たくさん見どころがある回です。
みんなが夏目さんをイヤな人と思っている中、ぽってだけは違ったものを感じ取っていた
のでしょうね。しかし、おごってくれただけで「いい人」になってしまうのりえ基準は
どうなのか・・・・・・。
2015年、最後のたまゆらの日は憧憬の路と日程を合わせました。
そしてこんな竹灯りも出現(2015/11/01撮影)
第2位hitotose第7話「竹灯りの約束、なので」(6票)
引き続いて1年目の憧憬の路のエピソードがランクイン。憧憬の路エピソードは3つすべて
ベスト10入りですね。1年目はいろんな人の、いろんな思いが交錯する憧憬の路に
なっていました。広野昌子さんしかり、飛田志麻子さんしかり。それでも一番の見どころは
かおちゃんの「悔しい」ですね。これだけ思ってくれる友達がいるぽってがうらやましい。
冒頭のさよみさんの巨大てるてる坊主と、首絞めかおたんはインパクトありすぎでした。
てるてる坊主は実際につくった人がいましたね。しかも、たまゆら〜ではない人が。
作中「願掛け灯篭」と呼ばれているものは「夢灯り」として行われています。
僕の記憶が正しければ、「たまゆら」がきっかけで始まった企画だとか。(2015/11/01撮影)
第1位卒業写真第4部朝・後半「卒業、そして・・・」(8票、うち◎5票)
1位はやはりこれですね。一番に挙げた人が5人という圧倒的多数!このお話については
言うことはないですね。最後の「行ってきます」というセリフが聞けたことが、たまゆら〜としては
なによりうれしかったです。ぽってたちが卒業したのが平成26年3月1日。そして、今は
平成30年。そう、4年制大学であっても今春卒業して就職したはずです。みんなどんな道を
歩んでいるのでしょうか……。そういうお話の続編も見てみたい気はしますね。
いかがでしたでしょうか。順当な結果になったように思いますが
「たまゆら」は本当にすべての話が素晴らしいですね。この機会に
もう一度見直してみるのもいいのではないでしょうか。また新たな
発見があるかもしれません。
こちらでもアンケートを行っていますので
ここまで見たついでにご回答いただけましたら幸いです。
(すでにご回答いただいている方はどうもありがとうございました)